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もう迷わない!一般ピーポーがおすすめする【シモンズベッドマットレス】これがおすすめ2選。

高級ベッドとして有名な「シモンズ」。アメリカのベッドメーカーですが、現在では日本国内で生産されているという事はご存じですか?
シモンズのこだわりを元に国内で生産されていれば鬼に金棒ですね。

ただ…ぶっちゃけ高いです。

それなのに売れているのは、やっぱり品質と寝心地の良さ+ブランド力だと思います。
単純に高いから買うという人もいるかもしれませんが笑

そこで今回は、シモンズのベッドを購入する際に、どれを選ぼうか?となった時、たとえ販売員さんの説明を聞いても多くの方がおもいっきり迷うと思います。

極力、迷う時間を短縮する為、あらかじめ選択肢を絞った上で、同じ迷う時間を「どれがイイか」ではなく「どちらにしようか」に費やして吟味して選べるように、元家具店本部長の実体験を交えながらシモンズマットレスのコスパを考慮したおすすめ2選を記事にしたいと思います。

ここを押さえておけば選ぶ時間が短縮!『その1』

種類が多く見えるけど「線径」は3種類

スプリングの太さを示す線径は実際3タイプしかありません。

1.7mm・・・ソフトタイプ(ニューフィットタイプ)

1.9mm・・・レギュラータイプ(ゴールデンバリュー系)

2.1mm・・・ハードタイプ(エクストラハード)

● 日本国内のシモンズマットレスは上記いずれかの径スプリングを使用しています ●

ここを押さえておけば選ぶ時間が短縮!『その2』

種類が多く見えてスプリングの高さを示す「インチ」は4種類

スプリングの高さは実際4種類です。

5.5インチコイル

スプリング高14cmタイプ。主にオリジナル系と言われる価格を抑えたマットレスに使用されます。このスプリング高タイプの中に線径1.9mm(レギュラー)と2.1mm(エクストラハード)タイプが存在します。

6.5インチコイル

スプリング高17cmタイプ。このスプリング高タイプの中に線径1.7mm(ニューフィット)/1.9mm(レギュラー)/2.1mm(エクストラハード)タイプが存在します。

7.5インチコイル

スプリング高19cmタイプ。このスプリング高タイプの中に線径1.7mm(ニューフィット)/1.9mm(レギュラー)タイプが存在しますが、エクストラハードタイプはありません。

8.25インチコイル

スプリング高21cmタイプ。このスプリング高タイプの中に線径1.7mm(ニューフィット)/1.9mm(レギュラータイプ)が存在しますが、エクストラハードタイプはありません。シモンズ最上位のスプリングとなり「カスタムロイヤル」シリーズなどがこのスプリングを使用しています。

*エクストラハードタイプがあるのは5.5インチと6.5インチタイプのみ。

POINT
一般的なスプリングは伸びきったバネをスプリングユニットとして使用しますがポケットコイルはそのバネを圧縮しています。
シモンズは圧縮比が他メーカーに比べ大きいのでソフトな感触なのにしっかり身体を支える事に優れているのです。

    

2020.10月現在、この他さらに上位モデルのLUXEシリーズで使用されている5.5インチなどのスプリングを2重に重ねたタイプも存在しますが、コスパという観点から省いています。

ここを押さえておけば選ぶ時間が短縮!『その3』

プロパータイプとオリジナルタイプが存在するという事。

ここは簡単です。俗に言われるプロパー品(メインカタログに掲載されている物)、オリジナル品(メインではなく別カタログやパンフレット、カタログ掲載がない)の2タイプがあり、それぞれに上記に記載したスプリングタイプが存在します。

プロパー・オリジナルの違い

家具業界では、ベッドに限らずプロパー品とオリジナル品という事で分けられることが多く、例えばソファやダイニングなどの場合、オリジナル品は地域1店舗しか扱えないなどの他店との競合を防ぐための交通整理商品として開発されることも多く、プロパー商品と比べても、購入される方が座り心地がイイもの・デザインが好みのものという観点で気に入れば、然程、気にするような違いはありません。まず、プロパー品とオリジナル品では同じシリーズという概念がなかったりもします。

ただ、ベッドについては、各メーカー共にプロパー品とオリジナル品で、同じスプリングを使った上でウレタンの質や量、外側の生地を変更しているといったように、同じシリーズというカテゴリーの中にプロパー品とオリジナル品の区別をつけています。このあたりの説明を聞いていないと、

同じスプリングなのにこっちの方が安い…。

ただ、こっちは高いけどふっくらしている…。

などで、同じスプリングで大量の種類の中から選ぶ感覚となり、ここで迷うポイントとなることが多いです。

プロパー品とオリジナル品では全く別物と言ってイイくらいの、見た目と感触に違いがあるのと、比較するオリジナル品のランクによっては価格に2倍近い差があります。

POINT
プロパーはそれぞれ1型ですが、オリジナル品はマットレスの詰め物の量や側生地を変更するなどして様々なタイプが存在します。間違いなくプロパーは買えないという方は、店頭などでプロパー以外見せてと言ってしまえば早いです。

個人差もあるかもしれませんが、「シモンズはイイ」と一般的に言われているのはプロパー商品に対しての場合が多いのではないかと感じます。そのことから、先ず、プロパー品をメインに考えて、予算が合わなければオリジナル品へランクを下げていくという前提にしておけば、それも選ぶ際の迷いをなくすポイントとなります。

これがシモンズマットレスおすすめ2選!

上記でお伝えした通り、レギュラータイプとニューフィット(ソフト)タイプがありますので、硬さについては使われる方の好みもあるかと思いますが…

ズバリおすすめは!

予算があればエグゼクティブシリーズ。なるべく予算を抑えるならG.V.プロパータイプ。
7.5インチコイル6.5インチコイル
エグゼクティブ /  〃 ニューフィットゴールデンバリュー / ニューフィット
上記はいずれもプロパータイプをおすすめします。遥かに予算の合わない人はそれぞれのオリジナル商品がありますので、そちらを選択することで価格はグ~ンと下がります。実際比べるとプロパーとオリジナルでは別物なので、無理をすれば購入可能な方は是非プロパーをお選びください。

5.5インチタイプにプロパー品は存在しないので、メインカタログ商品を選ぶ場合、基本、6.5インチコイルのタイプからとなります。さらに6.5インチコイルピロートップタイプは7.5インチのエグゼクティブと同価格となるためスプリングランクが上の7.5インチをおすすめします。エクストラハードは硬すぎるため使用される方を選ぶマットレスです。

おまけ

特にシモンズのような高価なポケットコイルマットレスを選ぶ場合は、セットするベッドフレームを「ダブルクッションボトム」にすることで耐久性と体圧分散性が良くなり、シモンズマットレスの効果をより引き出す事ができます。



まとめ

ベッドのマットレスはプロパー品とオリジナル品を一括りにして考えてしまう事で、相当な種類の中から選ぶように思いますが、実際、プロパー品とオリジナル品を切り離して、

価格に大きな違いがあること、見た目と感触に大きな違いがあることを踏まえた上で、予算をかけれるならプロパー品、予算をかなりオーバーしてしまうならオリジナル品という事で、あらかじめどちらを選ぶのか事前に決めておくと選択肢が減るので、混乱せずに選ぶことができます。

すばり!おすすめは2タイプ。

  • 7.5インチコイル「エグゼクティブ」/「  〃  ニューフィット」。
  • 6.5インチコイル「ゴールデンバリュー」/「ニューフィット」

6.5インチコイルのピロートップタイプは7.5インチコイルと同価格のため、スプリングランクが上の7.5インチコイルをおすすめします。エクストラハードは硬すぎるため、多くの方に合うとは言い切れません。

プロパー品以外を選ぶ場合は、同じスプリングでも複数存在するため自分に合った価格帯をある程度選ぶことができます。

実際、8.25インチの「カスタムロイヤル」がダントツ素晴らしいですが、コスパを考えると今回は選択肢から外しました。シモンズハイクラスの中での比較であればコスパも良くなるのでシングルサイズで50万円程度の予算がしっかりとれる方は選択肢に入れておくといいと思います。

高価なマットレスを長持ちさせ、よりマットレスの効果を発揮させるためにもセットするベッドフレームは「ダブルクッションボトム」がおすすめ。

以上、もう迷わない!シモンズベッドマットレスのおすすめ2選でした。

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

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