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【やっぱりマットレスはポケットコイル】がおすすめなワケ。|いまじねMONKEYブログ。

ベッドマットレスの選び方。

人生の約1/3の時間を過ごす場所…。

それは、多くの方に当てはまると思われるベッドの上です。
1日24時間のうち毎日8時間の睡眠をとられている方は上記に当てはまります。
例えは1日6時間の睡眠の方でも人生の1/4の時間を過ごす事になります。

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そんなベッドの、特に「マットレス」は寝心地にダイレクトに影響する物であり重要な物となるので慎重に選びたいですよね。

かと言って…実際マットレスはウレタンや布で覆われているので、中身が見えない事もあり、しっかり考えて購入しようと思っても最終的には家具屋のおっちゃんやインテリアショップのお兄さんお姉さんの説明を信じて購入する事になるので、ほとんど知識のない店員が知ったかぶりしていたり、特に多いのが、ベッドメーカー側のマネキンさん(ソファやテーブルなどはマネキンさんの言われるものを購入しても身体への大きな影響は考えにくいですが、ベッドは高価な物であっても必ずしも寝心地が良いとは限りませんし、自分に合わなければ熟睡する事が出来ないという事もあります。)だったりとするとゾッとします。決して、ベッドメーカーのマネキンさんが悪いということではなく、その場合は各社のマネキンさんの説明を聞いた上で、ご自身でどれが良いのか判断する方が間違いないです。

そこで、今回は、メーカーさんとの一切のビジネスやコネなど関係なく、元家具店本部長の筆者の経験を元に、じゃ~どんな物がいいのかという話しを記事にしていきたいと思います。

マットレスのスプリングの種類は大きく分けて3種類。

  • オープンコイルスプリング
  • ポケットコイルスプリング
  • ノンコイル

ちょっとザクッと分けすぎですが3種類に分けることができます。ノンコイルはスプリングを使わないマットレスを言います。

「オープンコイル」と「ポケットコイル」の違い

Open coil spring.jpg
ベッドのスプリングと言えばまずこの形状を思い浮かべる人は多いと思いますが、その名の通り、ユニット内のスプリングが「オープンな状態」のもを言います。写真は「ボンネルコイル」と言われる形状。この他、表面の形状を丸ではなく様々な形状に変更しスプリングの数を増やたり強度や寝心地を改良した物も存在します。それを含め全般をオープンコイルスプリングと言います。
Pocket coil spring.jpg
ポケットコイルはオープンコイルとは見た目も大きく違い、オープンコイルにはスプリング同士を連結するようにピンクのラインで示したヘルカリ線という物があるのに対してポケットコイルにはなく、スプリング1本1本が独立した状態となっています。この独立したスプリングが使用される方の体形に合わせて凹凸するため、自然と体のラインにフィットしてくれます。

国内でベッドを販売しているメーカー。

国内のベッドメーカーから、それぞれの特徴を活かしたマットレスが販売されていますが、
まず、筆者の思いあたる国内にある有名メーカーを上げていくと、

FRANCEBED

Slumberland

東京ベッド  

SIMMONS 

Sata 

Sealy

dream bed

annel bed

Granz

以上が家具店で良く見るベッドメーカーです。

それぞれのメーカーが「体圧分散性」を考えながら特性を活かしたマットレスを開発しています。

大きな家具店であれば上記のメーカーを殆ど扱っている事もあります。

体圧分散の話。

ベッドについて話を聞いたり調べたりしているとよく耳にするのが「体圧分散」だと思います。

体圧分散とは?

睡眠中に「寝返り」をするのには理由があります。とは言え、様々な理由が考えられるので一概には言えませんが、その理由の一つとして寝床の圧迫により毛細血管の血流が悪くなることで「しびれ」という信号が出され、寝返りにより圧迫を避け、緩和しているとされています。

特に寝たきりなどの方が「床ずれ」を起こす原因はこれにあり、寝返りができない事で圧迫を緩和できずに皮膚障害が起きるのです。

このことから身体の一部分にかかる圧迫を緩和させたり、そもそも一部分のみに圧迫を起こさないような自分の体重をうまく分散させることに優れている物に対して「体圧分散性」が良いと言われます。

体圧分散性の良いマットレスの選び方?

体圧を分散させる上で重要なこと。

身体の一部分に集中的に体圧がかからない表面の硬すぎない構造のマットレスを選ぶこと。

上記の内容を満たすキングオブマットレスは、ずばり!「ウォーターベッド」です。
ウォーターベッドはスプリングの役目を果たす物が「水」です。水以外の詰め物と言われる物も使用していますが…、
基本は「水」となります。
「パスカルの原理」を思い浮かべてもらえばその理由に納得されると思います。

流体はある一点に受けた単位面積当りの圧力をそのままの強さで流体の他のすべての部分に伝える。

https://ja.wikipedia.org/wiki/パスカルの原理
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そうです。水の波紋がその状態です。水は一点に受けた力を他に均一な強さで伝えるのでウォーターベッドに横になった時、一部分を過度に圧迫することなくきれいに体圧を分散してくれるのです。
床ずれ防止の意味合いでウォーターマットレスを採用している病院等もある程です。
さらには、浮力で、身体を浮かせるので寝姿勢が「立っている時の姿勢」に近いものになるので身体に無理のかかる要素が少ないのです。

ただ、ウォーターベッドに関しては前記した通り、素材が水なので動いた時に起きるマットレスそのものの揺れなどから、使用される方に合う合わないという問題や、重量の問題(ハードサイドタイプQサイズで約700~800kg)、メンテナンスの手間などを考えると、この記事でおすすめの着地点とはなりません。

やっぱりポケットコイルマットレスをおすすめします。

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ポケットコイルのマットレスをおすすめする理由は、「オープンコイル」と「ポケットコイル」の違いで説明した通り、ポケットコイルはスプリングの1本1本が独立した構造となっていて、身体の凹凸に合わせてスプリングが動いてくれるのでマットレスが身体のラインにフィットする感じになることで、身体の凸の部分に集中的に力が加わることなく体圧を分散してくれます。また、人の身体にはお尻の出っ張りがあることを考えれば、表面が硬すぎる物や身体のラインに沿わないマットレスは仰向けに寝た時にどうしてもお尻がつっかえて腰に隙間ができてしまいます。これで腰に無理がかかり腰痛の原因になったりもします。以上のことから身体のラインにフィットするマットレスが寝床には適していると考えます。

ちなみに、家具店で勤務していた時にお客様に、購入したベッドに対しての使い心地を確認すると、クレーム的な内容の場合、「柔らかすぎた」という話しではなく「硬すぎた」という話を聞く事が殆どでした。特に高価なマットレスを選ぶ際には吟味して選びたいものですね。

実際店頭で選ぶ時のポイント

ポケットコイルはその構造の特性上、座るとちょっと沈みすぎるなぁ~と思われるかもしれませんが、仰向けに横になって試してください。背中の大きな面は凹凸があまりない分、必要以上に沈み込まないので座って試した時と横になった時の、マットレスの硬さに変化が出ます。店頭などで試されるときは必ず横になってみてくださいね。その時、靴を脱ぐのが面倒と思うのと同時に、店員さんが「靴のままで結構ですよ」というかもしれませんが、ここも是非、靴を脱いで乗っかってください。足の「かかと」の部分には、実際、殆ど体重がかからないので靴のまま店頭で試すと、家で靴を履かずに横になった時の感覚がかなり違います。せっかく吟味して選ぶのであれば、ここは重要ポイントとなります。

腰痛に関しては専門家ではないのでヘルニアの方など一概に柔らかい感触のマットレスが良いとも言い切れませんので専門家にご相談されることをおすすめします。

おまけ

ポケットコイルマットレスにはダブルクッションタイプのフレームがおすすめ!
寝心地と耐久性が上がります。(詳しくは「ダブルクッションがおすすめなワケ。」サイト内リンクへ)

まとめ

ベッドマットレスを選ぶ際に大きく分けて3タイプのスプリング構造の物から選ぶことになります。

  • オープンコイルスプリング・・・ヘルカリ線という線でスプリング同士をがっちり繋げた物でユニット内のスプリングが何も覆われていないオープンな物。
  • ポケットコイルスプリング・・・スプリング1本1本が独立した状態で身体の凹凸に反応してラインを合わせてくれる。腰に隙間ができにくい。
  • ノンコイルスプリング・・・スプリングを使わないマットレス(ウォーターベッドはジャンル的にウォーター系となりカテゴリーが変わります。)

体圧分散性が重要。身体の一か所に集中的に圧がかかる物を避け、きれいに体圧を逃がしてくれる物を選ぶべき。

キングオブマットレスは「ウォーターベッド」。ただし、使う人によって合う合わないがあるのと重量やメンテナンスがネックになる。

おすすめは「ポケットコイル」マットレス。身体のラインに合わせてスプリングが動いてくれるので、体圧分散性が良いのと腰に隙間ができるのを防いでくれます。

実際、店頭でマットレスを選ぶときには

1.横になって試す。
2.靴は必ず脱いで試す。

今後、お気に入りメーカーのマットレスランキング紹介などもしていけたらと思います。

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

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